Googleサジェスト、検索ユーザーの約1/4が利用

米国のSEO調査会社Backlinkoは、1,801のGoogleユーザーの行動セッションを分析し「人々がどのようにGoogle検索を利用するか」という調査結果を公表しました。

調査は、
広告をクリックした人の数とオーガニック検索結果
ローカル、ビデオ、およびGoogleショッピングに移動するクリックの割合
検索セッションの平均時間
最初のページの一番下に到達したユーザーの数

など、複数のカテゴリで実施。

中でも「Googleサジェストのクリック率」についての調査結果が興味深かったので、本記事にてご紹介させていただきます。

Searchers Use Google Autocomplete Suggestions 23% of the Time

Backlinkoの調査結果によると、多くの検索ユーザーがGoogleオートコンプリート(Googleサジェスト)を利用していることが分かりました。
また、全ての検索の23%でGoogleサジェストをクリックするといいます。

私たちの調査によると、かなりの数のGoogle検索ユーザーがこの機能を使用しています。具体的には、全ての検索の約4分の1のユーザーがGoogleのオートコンプリート候補の1つを選択する結果となったことが分かりました。

Searchers Use Google Autocomplete Suggestions 23% of the Time

Commercial and Transaction Queries Lead to More
Google Aoutocomplete Suggestions Being Used

このGoogleサジェストの利用回数については、クエリ(検索キーワード)によって異なるといい、コマーシャル(商用)やトランザクショナル(取引)のキーワードで検索する場合において、最もGoogleサジェストを利用するといいます。

調査結果でも「重要なポイント」として、Googleオートコンプリートは、検索動作に大きな影響を与えるとしており、特に商用や取引に関するクエリ(キーワード)の場合としています。

ただし、誰かがGoogleオートコンプリートを使用した回数は、クエリによって多少異なります。
具体的には、コマーシャルキーワードとトランザクションキーワードを検索する人々は、オートコンプリートの提案を最も頻繁に使用する傾向がありました。

Googleオートコンプリートは、検索動作に大きな影響を与える

引用元:Searchers Use Google Autocomplete Suggestions 23% of the Time

このように、Googleサジェストは人の目にとまりやすいだけでなく、実際にクリックをされ利用されているということが、Backlinkoの調査結果から分かります。
別の言い方をすると、Googleサジェストにネガティブな風評ワードが表示されている場合、それだけ人の目にとまり、クリックされているということになります。

今回の調査結果は、Googleサジェストの調査結果になりますが、Yahooサジェストについても大きくは変わらないと考えています。

GoogleサジェストやYahooサジェストの汚染は、放置しておくと知らず知らずのうちに大損害を被ってしまう可能性があります。

GoogleサジェストやYahooサジェストの汚染は放置しておかず、サジェスト汚染でお困りの方はお気軽にご相談ください。

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