Yahooサジェストの削除方法とは?ネガティブワードの汚染対策を紹介
Yahoo!検索エンジンの便利な機能であるヤフーサジェスト。
ヤフーサジェストは検索ユーザーにとってとても便利な機能ですが、このヤフーサジェストにネガティブなキーワードが表示されることで「サジェスト汚染」という問題が生じる場合があります。
サジェスト汚染は、企業や個人の風評被害につながる為、放置せず対応することが必要不可欠です。
他検索エンジンのサジェスト削除申請方法については、Googleサジェストの削除やBingサジェストの削除を、ご覧ください。
本記事では、ヤフーサジェストやヤフーサジェスト汚染について解説いたします。
Yahooサジェストとは?
検索エンジンや検索窓にキーワードを入力したとき、そのキーワードと関連性の高いキーワードが自動的に表示さることはありませんか。
この機能を「サジェスト」といい、自動的に表示されるキーワードを「サジェストキーワード」といいます。
日本でもおなじみのYahoo!JAPANにも同様のサジェスト機能が採用されており、Yahoo!では、正式名称を「キーワード入力補助機能」といいます。
キーワード入力補助機能とは
キーワード入力補助機能とは、検索語入力欄にキーワードの一部を入力すると、検索キーワードの候補として、「関連検索ワード」が自動的に表示される機能です。
引用元:Yahoo!検索ヘルプ「キーワード入力補助機能とは」
具体的には、インターネット上で検索をする際の検索窓に特定のキーワードを入力している最中に、その入力している検索キーワードに関連性の高いキーワードが自動的に表示されます。
この特定の検索キーワードに関連性の高いキーワードを自動的に表示させる機能のことをYahooキーワード入力補助機能といいます。
現在のYahooサジェストは、最大10キーワード表示される仕組みになっています。
このサジェストは検索ユーザーにとって、とても便利な機能なのですが、サジェストキーワードの内容によって、企業やサービスにとって損害を被ってしまう場合があります。
それは、Yahoo!の検索窓に企業名やサービス名など、任意のキーワードを入力した際のサジェストにマイナスな印象を与えるようなサジェストキーワードが表示されている場合です。
例えば、Yahoo!検索でサービス名を入力したときに、「サービス名 欠陥」「サービス名 クレーム」「サービス名 ネズミ講」などのサジェストキーワードが表示されていたら、検索したユーザーはそのサービスに対してどのような印象をいだくでしょうか。
『欠陥と表示されているから不具合のあるサービスなのかな?』
『クレームと表示されているから苦情があるサービスなのかな?』
『ネズミ講と表示されているからネットワークビジネスなのかな?』
検索したユーザーは、このようなネガティブな印象をいだかれるのではないでしょうか?
また、サービス名や商品名など、指定のキーワードを検索する人はそのサービスや商材に興味をもっている人です。
そのサービスや商材の購入を考えている方
そのサービスや商材を既にご利用中のお客様
そのサービスや商材の取引を考えている企業
などなど。
指定キーワードで検索する人は、そのサービスや商材に関心や興味をもたれている人が多く、その指定キーワードで検索した際にネガティブな風評イメージのサジェストキーワードが表示されていたら、様々な損失を被ってしまう恐れがあります。
このように、サービス名や商品名、企業名や個人名など、指定キーワードを検索するときのサジェストにマイナスイメージを与える風評キーワードが表示されている状態を「サジェスト汚染」といいます。
このサジェスト汚染の状態は、サービスや商品のイメージを悪化させるだけでなく、売上やブランディング、経営活動にまで悪影響をを及ぼす可能性がある為、一刻も早い対応が必要となります。
Yahooサジェスト汚染による悪影響
サジェストにネガティブなキーワードが表示されると、それを目にした多くのユーザーが企業や個人に対して悪い印象を抱く可能性があります。
この現象は「サジェスト汚染」と呼ばれ、真偽に関わらずネガティブなワードが表示されることで発生します。
Yahooサジェストの汚染が起こると、次のような深刻な影響が考えられます。
ビジネス面への悪影響
企業名や商品名などで検索した際のサジェスト汚染は、ビジネスにおける信用を失うリスクもあります。
例えば、企業名で検索した際に「反社」「パワハラ」「悪徳」などのネガティブなサジェストが表示されると、あたかもその企業が反社会勢力とのつながりがあるかのように受け取られたり、パワハラをやっている企業や悪徳企業というイメージを与えてしまいます。
これは事実でないとしても、取引先や顧客に疑念を抱かせ、信頼が低下する可能性があります。
また、ビジネスパートナーが離れていったり、顧客の信用を失うことで売上が減少するリスクが高まります。
その企業で働いているスタッフに対しても不信感を抱かせることになり、士気の低下や離職率の増加、さらには採用活動への悪影響も出てくるでしょう。
求人への応募が減少し、優秀な人材を確保できなくなることも考えられます。
事実無根の情報が広がる恐れ
サジェストに表示されているキーワードが事実無根の情報であっても、検索ユーザーはあたかも真実であるかのよう受け取ります。
また、検索されることにより、その内容が広まってしまう可能性があります。
サジェストにネガティブなキーワードが残ったままだと、その情報が事実として受け取られ、多くの人々に信じ込まれてしまいます。
例えば、クリニック名で検索した際のサジェストに「裁判」「医療事故」「下手」などというキーワードが表示されることで、そのクリニックのイメージが損なわれし、営業に大きな支障をきたすことがあります。
また、個人名で検索した際に「犯罪」「離婚」「整形」などの誤った情報がサジェストされると、その人の様々な生活に支障をきたす可能性があります。
また、ネガティブなサジェストについての説明、対応や訂正に多大な時間と労力を費やさなければならなくなります。
このようなサジェスト汚染が長引けば長引くほど、その情報がクリックされる回数が増え、被害が広がっていきます。
二次被害が起こる可能性がある
サジェスト汚染は二次被害を引き起こす可能性もあります。
サジェストに表示されたネガティブなキーワードが他のメディアやSNSに拡散されると、Yahoo!だけでなく、他のプラットフォームでも情報が広がります。
これにより、誹謗中傷が加速し、被害がさらに拡大する恐れがあります。
例えば、サジェストに表示された情報が誤った情報であっても、SNS上で拡散された情報が炎上し、大規模なバッシングに発展することがあります。
このような事態が発生すると、検索エンジンに対してだけでなく、各SNSの運営側にも削除依頼を行う必要が生じるため、対応が一層複雑化します。
場合によっては、コンテンツの削除が拒否されることもあり、ますます事態が悪化することも考えられます。
このように、手の施しようがないほどの被害に発展してしまう前に、早急に対策を講じることが重要です。
これらのサジェスト汚染による悪影響を防ぐためには、定期的に自社の企業名や商品名、自分の名前を検索し、サジェストに表示される内容を確認することが必要です。
万が一、ネガティブなサジェストが表示された場合は、速やかに対策を講じることで被害を最小限に抑えることができます。
例えば、Yahoo!に対してサジェストの削除申請や法的措置を検討したり、弁護士や専門の業者に依頼して対策を講じることも有効です。
また、日頃から良好な評判を築くための活動を行い、ポジティブな情報を増やす努力も重要です。
定期的なSEO対策や、SNSでの積極的な情報発信を行うことで、サジェストに表示されるネガティブな情報を押し下げることが期待できます。
総じて、サジェスト汚染は企業や個人にとって大きなリスクを伴う問題です。
しかし、適切な対策を講じることで、そのリスクを軽減し、信用を守ることができます。日頃からの監視と迅速な対応が、被害を最小限に抑えるための鍵となります。
Yahooサジェストの仕組みについて
YahooサジェストとYahoo虫眼鏡での表示の違い
Yahooサジェスト(正式名称:キーワード入力補助機能)と似た機能にYahoo虫眼鏡(正式名称:Yahoo関連検索ワード)があります。
Yahoo虫眼鏡の削除については、Yahoo関連検索ワード削除対策のページをご覧ください。
「Yahoo関連検索ワード削除対策」
Yahoo虫眼鏡は、Yahooサジェストと同様に、検索キーワードに関連するキーワードを自動的に表示してくれる機能です。
ただし、Yahoo関連検索ワードに表示されるキーワードとYahooサジェストに表示されるキーワードは異なります。
※検索するキーワードによりYahoo関連検索ワードとYahooサジェストが同じ表示キーワードになるケースもあります。
パソコンとスマートフォンでの表示の違い
Yahooサジェストは、PC(パソコン)とSP(スマートフォン)やタブレットで表示されるサジェストキーワードが異なります。
Yahooサジェストにネガティブキーワードが表示されているケースとして考えられるのは以下のパターンになります。
1.PCで表示されているSPで表示されていない
2.SPで表示されているPCで表示されていない
3.PCもSPも表示されている
検索する地域での表示の違い
入力する際に表示されるYahooサジェストは、日本全国どの地域から入力してもサジェストに表示されるキーワードは同じです。
ですので、東京から入力しても大阪から入力しても表示されるYahooサジェストのキーワードは同じ結果となります。
YahooサジェストとGoogleサジェストの表示の違い
YahooサジェストとGoogleサジェストは検索エンジンが異なる為、アルゴリズムなど性質が全く異なります。
その為、Yahooサジェストに表示されるキーワードとGoogleサジェストに表示されるキーワードは基本的に異なります。
Googleサジェストについては、Googleサジェスト削除対策のページをご覧ください。
Yahooサジェストの削除方法
では、このサジェスト汚染の状態を、どのように解決すればいいのでしょうか?
Yahooサジェストを削除する方法は以下の通り3つあります。
(1)Yahoo!JAPANに対して削除申請をする
(2)弁護士を通じて削除申請依頼をする
(3)サジェスト削除の専門業者に対策を依頼する
(1)Yahoo!JAPANに対して削除申請をする
Yahoo!サジェストのサジェスト汚染を解決する方法はいくつかありますが、先ずは、Yahoo!検索エンジンの運営元であるYahoo!JAPANに対し、サジェスト汚染を解消してもらうよう直接連絡してみましょう。
Yahoo!JAPANでは、以下のようなガイドラインが定められています。
当該アルゴリズムによって表示された関連検索ワードであっても、そのワードの表示がスパム、猥褻用語、差別用語、犯罪を助長する用語、その他当社が不適切であると判断した場合には非表示にすることがあります。
Yahooサジェストの削除申請方法 – 手順1
当該ヘルプページの下部にある「Yahoo!検索 – 関連検索ワードに関する情報提供フォーム」をクリック。
もしくは、当該ヘルプページの最下部にある「お問い合わせ」をクリックし、次のページでも「お問い合わせ」をクリックします。
※Yahooサジェスト専用の申請フォームが存在しない為、関連検索ワードの削除申請フォームを代用します
(Yahooサジェストにネガティブな風評ワードが表示されている場合は、Yahoo関連検索ワードにも同様にネガティブな風評ワードが表示されています)
Yahooサジェストの削除申請方法 – 手順2
Yahooサジェストの削除申請をするには、Yahoo!JAPANのIDでログインをする必要があります。
Yahoo!JAPANのIDをお持ちでない場合は、IDの新規取得が必要となります。
Yahoo!JAPANにログイン後、情報提供に関する同意を求められます。
「同意してはじめる」をクリックします。
Yahooサジェストの削除申請方法 – 手順3
「Yahoo!検索 – お問い合わせフォーム」が表示されます。
*どの検索についてのお問合せですか
の
関連検索ワードの情報削除
にチェックを入れ
「次へ」をクリックします。
※Yahooサジェスト専用の申請フォームが存在しない為、関連検索ワードの削除申請フォームを活用します
(Yahooサジェストにネガティブな風評ワードが表示されている場合は、Yahoo関連検索ワードにも同様にネガティブな風評ワードが表示されています)
Yahooサジェストの削除申請方法 – 手順4
「Yahoo!検索 – ご報告フォーム」が表示されます。
*検索結果ページのURL
問題となるネガティブなサジェストキーワードが表示されるサービス名や会社名などのキーワードをYahoo!で検索してください。
その検索結果が表示された画面のURLをコピーペーストし入力します。
*関連検索ワード
問題となるネガティブなサジェストキーワードを入力してください。
「サービス名 欠陥」「サービス名 クレーム」「サービス名 ネズミ講」などです。
ネガティブなサジェストキーワードが複数ある場合は、下の入力フォームに入力していきます。
詳細
削除を希望する理由や補足となる説明を入力します。
【例】
「サービス名」を検索すると、「サービス名 欠陥」というキーワードが表示されます。
これまでに欠陥商品を提供した事実はなく、売上や取引先に影響が出ている為、早急に削除いただけるようご対応お願いします。
全ての入力を終えたら「次へ」をクリックします。
Yahooサジェストの削除申請方法 – 手順5
入力した内容の確認画面が表示されます。
入力内容に間違いがなければ「次へ」をクリックし、削除申請が完了です。
Yahooサジェストの削除申請後について
Yahooでは、削除申請に対する返信などの連絡はありません。
削除申請が通った場合のみ、当該のサジェストキーワードが削除されます。
早い場合は申請日の翌日に削除される場合もありますが、1週間程度は様子をみましょう。
ただし、10日経過しても削除されていない場合は、申請が却下されたと判断してよいかもしれません。
(2)弁護士を通じて削除申請依頼をする
最近では、インターネット上での風評被害を専門に取り扱う弁護士など専門家が増えてきました。
ただし、弁護士など専門家への依頼は高額報酬になることに加え、削除までの期間も曖昧です。
弁護士や専門家へお問い合わせする際は、相談料・着手金・成功報酬などトータルで必要となる金額をしっかり確認するようにしましょう。
当社へのお問い合わせで「相談料や着手金を支払ったが、いつになっても削除されない」というトラブルやご相談が増えています。
完全成功報酬で受けてくれる弁護士や期限を決めて取り組んでくれる弁護士であれば金額次第ですが依頼を検討してもいいかもしれません。
また、「評判」や「口コミ」など、直接的に誹謗中傷と捉えられにくいキーワードの削除は弁護士の対策では困難です。
なお、弁護士は、クライアントと直接契約をする必要があります。
弁護士法では、弁護士を紹介したり仲介することで報酬を受け取ることは厳しく禁止されています。
風評被害対策業者に依頼したが実際は「依頼主」⇒「風評被害対策業者」⇒「弁護士」という構造の場合、非弁行為で違法となる為、注意が必要です。
(3)サジェスト削除の専門業者に対策を依頼する
Yahooサジェストにネガティブな風評ワードが表示されてお困りの場合、まずは本記事にてご紹介した方法でYahoo!JAPANに対し削除申請をしてみましょう。
費用が発生するわけでもなく、またご紹介しました通り、時間もそこまでかかりません。
ただし、削除申請をしたからといって、必ずしもネガティブワードが消えるわけではありません。
Yahoo!JAPANの判断により削除申請が通らず、ネガティブなサジェストキーワードが削除されない場合は、専門の業者に相談することを検討してみましょう。
私たち「風評ワード解決.com」もYahooサジェストやYahoo関連検索ワードなどのサジェスト汚染対策をサービス提供しております。
Yahooサジェストの削除は、風評被害対策の専門業者への依頼が確実です。
私たち「風評ワード解決.com」はYahooサジェストを専門とする企業です。
私たちが選ばれる3つの理由にも記載していますが、削除成功率は99.9%、またご契約から最短翌日に削除いたします。
金額も明朗会計なので計画的に対策を実施することが可能です。
Yahooサジェストの削除成功率は99.9%です。
過去1年のご依頼で削除できなかったケースはございません。
Yahoo検索エンジンのロジックは日々進化しており常にバージョンアップしています。
故にサジェストのロジックに対応する為の研究解析は必要不可欠です。
当社ではYahooサジェストを専門とするサジェスト対策チームが常にYahooサジェストのロジックを研究解析しております。
また、一つの対策方法でなく複数の対策方法を駆使して対応しますので、Yahooサジェストのあらゆるネガティブな風評キーワードの削除をお約束いたします。
Yahooサジェストキーワードが汚染状態でお困りの方は、お気軽にご相談ください。
まとめ:Yahooサジェスト汚染の削除について
本記事では、Yahooサジェスト汚染について、サジェスト汚染の風評問題やサジェストの削除申請方法、サジェスト汚染対策の依頼についてご紹介いたしました。
Yahooサジェスト汚染は検索ユーザーに対しネガティブな印象を与える
Yahooサジェスト汚染を放置しておくことで、個人や企業は大きな損失を被る可能性がある
Yahooサジェスト汚染は削除申請を行うことができる
Yahooのガイドラインに違反している場合は、申請フォームより削除申請が可能。
Yahooへの削除申請でサジェストが削除されなかったときは、サジェスト汚染対策の企業に相談する
弊社は、Yahooサジェスト汚染対策を主とする会社です。
Yahooサジェストが汚染されてお悩み方は、以下のお問合せフォームより、お気軽にお問い合わせください。
お問い合わせ
※現在、大変多くのお問い合わせをいただいている関係上、お電話でのお問い合わせは受け付けておりません。
大変恐縮ですが、本お問い合わせフォームよりご連絡お願いします。
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